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消費者の頭の中を知ることはできるか?



人は無意識に操られている

人の意思や行動の95%は無意識によって決められています。しかし、人は自分が常に意識を持ってものごとを決めたり、行動をしたりしていると思っています。

無意識が9割以上、意識して意思決定をしたり、その結果として行動したりしているのは1割にも満たないといわれても、なかなかピンときません。なぜでしょう?

当たり前なのですが、本人は意識していることしかわからないのですから、意識していることが本人にとってはすべてなのです。1割ではなく、本人にとっては10割すべてだからです。

消費者の好みをアンケートやインタビューで尋ねても、なかなか本当の好みがわからないのは消費者のせいではありません。消費者自身も本当の好みを知らないからです。だから、購入した後に理由を聞かれても正しい答えが返ってくるとは限らないのです。

また、選んだから好きになる、見慣れているから好きになるという現象がありますが、それも脳の仕業です。脳はあなた自身に意識させることなく、ひと時も休まず多くのことを処理しています。脳は意識させるほうがいいと思ったことだけをあなたに意識させるように動きますが、まずあなたに意識させるより前に意思決定を行い、身体に指令を出しているということを知っておくことが重要です。

ただし、脳がよかれと思って無意識に決定していることが客観的に必ずしも正しいかどうかはわかりません。無意識に脳が何かを決めているということを理解し、意識することが大切です。無意識を探ることが、ビジネスの成功につながるということを理解しましょう。

ビジネスに生かす脳科学 萩原 一平 氏 著書参照

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